豊かな海と山に囲まれた町、南三陸で生まれた工房は、ミシンと共に復興の道を歩んできました。
東日本大震災をきっかけに、被災した女性たちと彼女たちを支えるボランティアが支援物資のミシンを仕事や生きがいにしていくために立ち上げた団体です。
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なにもかも手探りのなか「なんとかしたい」という気持ちから始めた活動です。
一定の縫製技術を持った人だけが集まっている一般的な縫製工場とは違い、震災後に心のよりどころとして活動に参加した人や、縫製工場に勤めた経験を生かして働きたいという人など様々な縫製レベルの人が集まっています。お互いに支えあいながらここまでやってきました。
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皆さまのおかげで私たちも
頑張ることができました。 震災の翌年から「Hang in there!」という文字を縫い付けたオリジナル製品を製作してきました。「困難にぶつかっても負けるな。くじけずがんばれ!」という意味です。被災した私たちが今度は全国の方々を励ますような製品を作っていこうという思いが込められています。現在はあの日から時間が経ったこともあり、「Hang in there!」のネーム付き商品は少なめになっています。それでも、ものづくりを通して誰かの笑顔や誰かのお役に立ちたいという思いは変わりません。
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