南三陸ミシン工房
東日本大震災をきっかけに南三陸で生まれた工房は、ミシンと共に復興の道を歩みます。
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南三陸ミシン工房とは?とは
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「大森先生」
2017.11.12
滋賀県在住の上田さんが「大森先生」に会いに南三陸町へやってきました。

今から40年ほど前、川崎市立今井小学校の1年と2年で大森さんが担任をしていた時の教え子さんです。

上田さんはわざわざ小学校の卒業アルバムを持参してくれて、それを見ながら大森さんと当時の思い出話に花が咲いていました。

卒業アルバムで大森先生の左隣に座っているのが上田さん。

40年の月日が経って、先生の方が小さくなりました。

それから驚いたことに、クラスの担任を終えるときに児童ひとりひとりに大森さんがプレゼントした手作りのレザークラフトの小銭入れを、上田さんが持ってきてくれました。

40年も経っているとは思えないほどその小銭入れはピカピカしています。

よくぞ40年もお持ちだったこと。

大森さんはその頃から、小物を手作りしていたんですね。

45人学級だったそうですから、児童一人一人にお別れの品を作るのは大変な労力だったと思います。

現在の「大森さんの小銭入れ」の原型かもしれません。

そして、細浦の自宅跡地を案内する大森さん。

今はコンクリの基礎しか残っていません。

目の前が海で、自宅からはさぞかし眺めがよかったことでしょう。

豊かな自然に囲まれて、散歩と読書と小物作りの幸せな日々がここで営まれていたんですね。

NHKの番組に出演した大森さんを偶然見た上田さんが工房に連絡くださり、今回の再会となりました。

大森さんの商品が売れていなければ、NHKの番組にも出なかったかもしれませんし、番組出演がなければ上田さんも大森さんを知ることはなかったでしょう。先生が被災していたのも今回の番組を見て初めてお知りになったそうです。

NHKの番組はこちら→NHK東日本大震災アーカイブス 証言webドキュメントhttp://www9.nhk.or.jp/archives/311shogen/detail/#dasID=D0007010873_00000  

そんなこともあって今回の再会は、商品を購入してくださった皆さまのおかげです。

本当に有難うございます。

人と人が繋がる瞬間に立ち会えました。

繋がること、繋がっていくこと。

とても大切なことです。

大森さんも立派になった教え子と再会できて元気100%。

今日も小物作りを続けています。

※画像の掲載はお二人の許可を得ております。
 
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